世界とは、澄み切った静かな水面に映る、完璧な映像のようなものです。
それはどんな時も常に完璧であり続け、完璧でしかありえません。
その世界は、あなたの意識の中に存在しているので、あなたはその世界の中にはいません。
あなたの意識の中にあなたがいるはずはないので、あなたはただ、その世界を静かに見守っているだけです。
そして、その状態が保たれている限り、世界は100%、完璧であり続けます。
ですが、ただそれを静かに見守っているはずのあなたが、いつの間にか、
「映画の世界にのめり込むあまり、映画の主人公になりきって、感情移入してしまうように」
この無人の自動運転の世界の主人公になりきってしまったのです。
その間違いが起こると、あなたはまるで、悪い夢を見ながら寝ぼけている人のように、
「必死で、その世界の中の出来事を変えようとして」
世界が映るその澄み切った静かな水面にバシャバシャと手を突っ込み、水面を波立たせてしまいます。
本当はそこに映っている世界は完璧でしかありえないのに、波立った水面に映る世界を見ているあなたには、世界は問題だらけで、変えるべきものだらけの、
「引き寄せの必要な世界」
になってしまうのです。
今、あなたの目の前にある世界に、
- 完璧でない何か
- 引き寄せの力で変えたい何か
があるならば、それは、
「あなたが間違って、完璧な世界を映し出す、完璧に澄み切った水面を波立たせてしまっている」
ということです。
バケツの水に映った満月を触ろうとすれば、満月は歪んでしまいます。
ですが、実際に満月が歪んだことはありません。
それは水面が波立っているせいで歪んで見えてしまっているだけのことであり、そこに映る完璧な映像が、完璧でなくなったことは一度もありません。
不足や不安や不満が一切存在しない、引き寄せのいらない世界。
すべてに満たされた、至上の引き寄せの世界。
その世界を取り戻すために必要なことは、とても簡単です。
波だった水面を静める方法は、一つしかありません。
それは、
「水面を触るのをやめること」
ただそれだけです。
あなたが水面を触ることをやめれば、水面は自然と静まっていき、世界は「勝手に」完璧な状態に戻ります。
歪んだ水面に映った歪んだ満月を、水面に手を突っ込んで整えることはできません。
あなたの望み通りではない世界を、水面に手を突っ込んで思い通りの世界にすることもできません。
でも、そんなことをする必要はないのです。
ただ、完璧性を信頼して、静かに眺めることを学んでください。
あなたが今持っているその願望が、その時どんな形になっているのかはわかりません。
もしその願いが不要になっていれば、それはただ消え去るだけです。
もしまだそこに残っているなら、それはただそのまま、静かに見守っていれば、完璧に形を成していくだけです。
どちらにしても、結果は完璧にしかなり得ません。
静かな水面に、完璧でないものは存在できないのです。
結果を予測しようとするのはやめましょう。
期待するのも、心配するのも、コントロールしようとするのも、やめましょう。
ただ、100%安心して、静かに見守っていれば、あなたの目の前に広がる世界は、今のあなたには想像もできない、
「全てに満たされた、完全なる至福と平安の世界」
に戻っていきます。



