至福と平安の世界を生きられるようになるための、最もシンプルな姿勢は、
「ただすべてが完璧だと信頼して、静かに眺める」
ということです。
問題や不足や不安が目の前に見えている状態でも、構いません。
ただ、今、目の前に現れている世界そのままを見ることです。
あなたが、「ただそのまま」を完全に信頼して、静かに見ていることで、あなたの目に映る世界が変わっていくのです。
この世界には、あなたが認識するものしか存在できません。
それが、この世界のシンプルな真理です。
あなたが、
「この世界はどんなときでも、常に100%、完璧性そのものなのだ」
ということを確信し、今、目の前に現れている世界そのままを静かに眺めている時、あなたが認識しているものは、
「静かな水面に映る完璧な世界」
だけです。
そこには、排除すべきものは何もありません。
- 問題のように見えているものも
- 「でも、確かにそこに問題があるじゃないか」と言っている〈私〉も
どちらも全く実在するものではないので、排除する必要もないのです。
「何かを排除する必要がある」
というのは、
「何かが確かにそこにある」
ということが前提です。
ですが、そこには「確かにあるもの」など何もないので、排除すべきものも何もないのです。
「そんなのただの理屈じゃないか」と〈私〉が言ったとしても、その〈私〉が存在しないので、やはり排除すべきものなど何もないのです。
あなたが、排除すべきものなど何もない、完璧な世界を見ていれば、あなたの目に映るのは、
「排除すべきものなど何もない、完璧な世界だけ」
になります。
論理的に考えようとすると、不思議に聞こえるかもしれませんが、これが最もシンプルな真理なのです。
すべては、「そこにあるから見える」のではありません。
「あなたが見るから、そこにある」のです。
あらゆる問題は、あなたが見なければ存在できなくなります。
何度も思い出して見ていれば、問題はそのたびに現れ続けます。
ずっと見なければ、問題は完全に存在しなくなります。
「確かにそこにあると認定した上で、見て見ぬふり」は、意味がありません。
あなたが、「問題が確かにそこにある」と信じていることで、問題はそこに現れるのですから、
- 問題の存在を認めることと
- 問題を見ること
は、同じなのです。
そうではなく、それが全く存在しない場所にとどまればいいのです。
今、目の前に問題が見えている、という状態であっても、
「それはただそこにあるように見えてるだけで、全く実体のあるものではない」
と完全に理解し、完璧な世界を信頼して静かに眺めていれば、世界はそのようになっていくのです。
- 「そのように見えている世界」ではなく
- 「本当にそこに現れている世界」だけを
いつも見続けていてください。
あなたの世界は、今この瞬間も、至福と平安に満ちた、ClearでCalmな世界であり続けています。
– Clear –