009|触らない練習

すべきことはとても簡単です。

 

触らない。

ただそれだけです。

 

では、少しシミュレーションしてみましょう。


あなたは、自動運転の車の運転席に座っています。

そこには、ハンドルもアクセルもブレーキもついていますが、車は完全な自動運転なので、それらに触る必要は一切ありません。

 

車は道に沿って、まっすぐ走っていきます。

すると、目の前に大きな壁が迫ってきました。

でも、車は右にも左にも曲がらないし、スピードを落とすこともなく、そのまままっすぐ走り続けています。

 

そして、そのまままっすぐ進み続け、ついに壁の目の前まで来てしまいました。


あなたはそのとき、ハンドルを切ることも、ブレーキを踏むこともせず、ただ100%安心して、静かに座っていることができるでしょうか?


もちろん、ほとんどの人は、そんなことはできないでしょう。

目の前に壁が迫ってきたら、とっさにハンドルを切り、ブレーキを踏んでしまうはずです。

 

ましてや、あなたはまだ、その車が自動運転であることを知ったばかりです。

これまで、生まれてから数十年の間、自分がその車を操縦していると完全に信じ切って、自分でペダルを踏み、ハンドルを切り続けてきたのです。

 

それなのに、第三者からこうして話を聞いただけで、パッとその長年の習慣を変えることなどできません。

 

しかも、壁が目の前に迫っていて、このまま進んだらぶつかってしまう、などという状況なら、なおさらでしょう。


すべきことはとても簡単です。

 

触らない。

ただそれだけです。

 

でも、そんなことは決してできないのです。


では、どうすればいいのでしょうか?

 

必要なのは、

「上書きすること」

です。

 

この世界は完全な自動運転であり、すべては完璧でしかありえないのだということを、

「何度も何度も理解して、理解を浸透させ続けること」

です。

 

そして、本当にこの世界は完璧なのだということを、

「実際に経験し続けること」

です。


「自分でハンドルを切り、ブレーキを踏まなければ、車は壁にぶつかってしまう」

というのは、歪んだ水面に映った、真実とはかけ離れた世界の出来事です。

 

完璧性しか存在しない世界の中では、

「本当にハンドルを切り、ブレーキを踏むことが必要ならば」

それは完璧なタイミングで、完璧に起こります。

 

壁が目の前まで迫っているのに、それが起こらないのであれば、

「そこには本当は、壁などない」

のです。

 

それはただ、歪んだ水面に映った、実在しない歪みであるだけなのです。


何度も何度も、繰り返し間違いを上書きし続けて、

「そこに本当にあるもの」

を見られるようになってください。

 

それは、あなたの想像を超える、至福の世界です。

間違いが消えていく過程

本当は、

「数十年の間、自分でペダルを踏み、ハンドルを切り続けてきた」

などということも、単なる意識の中に浮かび上がった世界のストーリーに過ぎません。

 

そんなことは、全く起こっていないのです。

全く起こっていないので、本当は、それに対して何かをする必要もありません。

 

でも、あなたは今、そのストーリーの世界の中にいて、目の前にあるその望まない状況を変えたいと願っているので、そのために必要なことをしなければなりません。


「本当は何も起こっていなかったし、何もする必要などなかったのだ」

と『本当にわかるまで』、上書き作業を続けていきましょう。


最初のうちは、今までの習慣で、ついハンドルを切り、ブレーキを踏んでしまうでしょう。

それが、何度も繰り返されます。


でも、理解を浸透させ続けるうちに、ふと、

「そこに確かに壁があるのに、車がまるで魔法のように、静かにその壁をすり抜けて進んでいく」

というような、不思議なシーンを目撃することになるかもしれません。


さらに真理が浸透してくると、その壁の存在は少しずつ薄れていきます。

 

そのうち、壁は、

「あってもなくても、別に何の影響もないもの」

になってくるでしょう。


そしてやがて、その壁は消え去り、

「壁など最初から存在していなかった」

というシンプルな理解が、自然と起こります。

 

「車が、魔法のように壁をすり抜けて進んでいく」

などということは、最初から一度も起こっていなかったのだと、自然とわかるようになります。

 

その理解が自然と起こるところまで、シンプルな作業を繰り返していってください。


心配はいりません。

「完全な理解」という山頂まで登り詰めなくても、その道の途中で、あなたが今持っているその願望は、きちんと本来の形を見せてくれるようになるはずです。

 

途中までしっかりと山を登っていけば、その先は、

「自然な思いが自然と形になっていく、幸せな光景」

を幸せな気持ちで眺めながら、ゆったりと登っていけるようになるでしょう。

上書きする方法

自分のペースで、じっくり進んでいきたいという方は、

  • ここまでお話ししてきたことと
  • これからこのサイトでお話ししていくことのすべてを

ただ何度も何度も、繰り返し読んでいってください。

 

毎日、時間の許す限り何度でも、このサイトに書かれているお話を読んでいってください。

何度も何度も、自分の中に真実を取り込み続け、理解を浸透させていってください。

 

  • 「何度も同じ話を読み続けて、本当に意味があるのだろうか?」
  • 「こんなことで、本当にこの願望が完璧な形に変わっていくのだろうか?」

という、水面の歪みをただひたすら無視して、

「それが当たり前のことだと思えるようになるまで」

本当のことを、自分自身に教え続けていってください。

 

やがて、

  • 水面を触る必要などないこと
  • 触るべきものなど、どこにもないこと

が、自然とわかるようになっていきます。


もし、一人では難しいと思ったり、もっと着実に歩みを進めていきたいという方は、個別のオンライン・プログラムをご用意していますので、そちらへいらしてください。

 

プログラムといっても、ただ何度も何度も、間違いを正して、ご一緒に本当の世界を経験し続けるだけです。

 

個別のお話の中でしか体験していただくことのできない、

「確かな証拠」

を、何度も確認し続けて、ご一緒に上書き作業を繰り返していきましょう。


どちらにしても、ここまでのお話が理解できたなら、その先の道はとてもシンプルです。

 

「同じことの繰り返しなんてつまらない。こんなことをしていて、本当に意味があるのか。一体いつになったらこの願望が叶うんだ」

と騒ぐ幻想の登場人物の声を無視して、ただすべきことを静かに繰り返していけば、完璧な結果にたどり着くことは必然なのです。


少し長くなってしまいましたが、ここからは、

  • プログラムのご案内と
  • いくつかのテーマに分けて、角度を変えながら、大切な真理を浸透させる助けになるお話

をしていきたいと思いますので、あなたのお好みに合わせて進んでいってください。


大丈夫です。

あなたの世界は、どんな時も常に、完璧でしかありえません。

 

満月が歪んだことはないのです。

 

いつも、ClearでCalmな世界を、ただ静かに見ていてください。

– Clear –

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