個別の概念があるとき、〈私〉がいる
洗濯物が干してあって、 〈私〉は、認識している概念そのものです。 〈私〉が洗濯物全体を眺めている時、〈私〉は洗濯物ですが、その眺めている対象がもっと拡大していくと、 というふうに、認識する対象が広がっていき、やが...
洗濯物が干してあって、 〈私〉は、認識している概念そのものです。 〈私〉が洗濯物全体を眺めている時、〈私〉は洗濯物ですが、その眺めている対象がもっと拡大していくと、 というふうに、認識する対象が広がっていき、やが...
このお話は、少しつかみにくい内容かもしません。 プログラム受講者以外の方は、場合によっては混乱してしまうこともあるかもしれません。 ですが、とても重要なお話ですので、あえてパスワードはかけず、皆さんにお読みいただけるよう...
プログラムの実践についてしっかりと理解していただいているあなたは、実際に、あなたご自身で直接、完璧な世界を見ることができます。 それならば、 「完璧な世界を見ることについて考える」 のではなく、実際に、 「完璧な世界...
不安とは、〈私〉そのものです。 不安を長引かせることは、〈私〉という誤解を深めてしまうということです。 それは、結果的に、世界が映る水面をますます波立たせ、不安だけでなく、あらゆる不幸を増やすことになってしまいます。...
「野球をする人」が「野球」という概念そのものであるように、〈私〉という幻想の行為者は、行為という概念そのもなので、常に、一生懸命、何かをしようとします。 あなたの本来の状態は、 「波のない穏やかな水面のように、静かで...
ここで毎日、真理に触れ、日々大切な実践を繰り返していても、 「気がつけば頭の中でいろいろなことをグルグル考えていて、すっかり〈私〉になりきってしまっている」 ということが、毎日毎日、何度もでも起こります。 ですが、そ...
前の記事で、 「何もしないでいましょう」 と言いました。 ですが、同時に、あなたは何をしてもいいのです。 この世界は、 完璧な自動運転の世界です。 それを、 あなたが、 それは、完璧な自動運転を邪魔してしまいます...
何もしないでいましょう。 ただ、何もしない。 一切体を動かさず、座ったままでいる、ということではありません。 今日一日、 「自分で何かを考えて、何かをする」 ということの一切を放棄しましょう。 ただ、 「水面に映...
思考を追いかけて、〈私〉になりきってしまっていることに気づいたときには、すぐに世界を内に収めましょう。 この世界は確かに、あなたの意識の中に存在しています。 そのことは、日々の実践ですでに明確にご理解いただけているで...
これから、日々の実践とセッションを通して、ご一緒に完全なる至福と平安の世界を目指していきますが、実践に慣れて世界を正しく見られるようになってくるまでは、このシンプルな言葉を常に頭に置いておいてください。 「ただ静かに...