- 荷物をすべて置いて、快適なシートにゆったりと座り、完璧な世界の景色を眺めて楽しむことを選ぶか
- 自分で荷物を抱えながら立ち、重さと揺れに耐えながら「自分で選んで、自分で行動しているつもり」の気分を味わって、歪んだ景色を見ることを選ぶか
どちらを選ぶこともできるなら、ほとんどの方は、前者を選びたいと思うでしょう。
ですが、前者を選ぶためには「信頼」が必要なのです。
あなたが、レストランで「おまかせコース」を選ぶとき、あなたは意識はしなくとも、
「ちゃんとしたレストランのシェフなら、ちゃんとした料理を作ってくれる」
と信頼しているはずです。
相手が料理初心者だと思っていたら、おまかせコースは選びにくいでしょう。
ですが、もし相手が世界一のシェフだとわかっていたら、むしろ全ておまかせしたいと思うのではないでしょうか。
あなたが、この世界でおまかせコースを選ばないとしたら、それは、
「この世界の完璧性よりも、〈私〉の方を信頼している」
ということです。
では、本当に〈私〉は信頼できる存在なのでしょうか?
あなたはこれまで、
「〈私〉が考え、〈私〉が選び、〈私〉が行動してきた世界」
に生きてきたはずです。
つまり、今目の前にある世界が、〈私〉の選択の結果です。
ですが、そこには不足があり、それを埋め合わせるために〈私〉は今、引き寄せを必要としているのではないでしょうか?
それでも、あなたはまだ「〈私〉の選択」を選び続けたいでしょうか?
おまかせコースを選んだなら、何もかも完全に手放しの状態で、全てにおいて最善だけが自然と流れてゆくのです。
なぜ、それを選ぶことに困難を感じるのでしょうか?
それを選ぶことに困難を感じているのは、誰なのでしょうか?
- 〈私〉は本当に存在しているのか?
- 〈私〉は本当に信頼に足る存在なのか?
あなたご自身で、改めてよく確認してください。
そして、あなたが本当に選びたいと思う方を選んでください。
あなたの世界は、今この瞬間も、至福と平安に満ちた、ClearでCalmな世界であり続けています。
– Clear –