この世界には、「完璧性だけが」常に流れ続けています。
あなたがそのことを忘れずにいる限り、世界は完璧であり続けます。
ですが、あなたがそこに〈私〉という幻想を生み出してしまうと、とてもおかしなことが起こり始めます。
〈私〉は、勝手にその完璧な流れの中に入り込んで、ありもしない「問題」や「不安」を作り出し、一人で勝手に悩み、葛藤し始めるのです。
〈私〉は、自分で問題を作り出しておいてから、
「この問題に対処しなければならない」
と言います。
「問題に対処しなければならない」
という状況を作り出しておいてから、
「もし引き寄せの力で、うまくこの問題を解決できなかったらどうしよう」
と不安を作り出します。
不安を作り出しておいてから、
「不安は嫌だ。何とかしたい」
と、さらなる対処法の必要性を作り出します。
そして、「さまざまな対処法」を自ら作り出し、
「本当にこの方法でうまくいくのだろうか?」
という疑いや、新たなる不安を作り出し、それを解消する方法の必要性を作り出し・・・
と、本当にどこまでも、自作自演の世界を拡大させていきます。
「問題」を見ているので、自ら「問題そのもの」で在り続けてしまい、そうやって、さらなる問題を生み出し続けてしまうのです。
あなたが〈私〉の存在を信じ、〈私〉をそこに存在させ続けている限り、この悪循環が終わることはありません。
もうそんなくだらない茶番に付き合うのは、やめにしましょう。
あなたが本当に気がつけば、この幻想の悪循環は根底から消えてなくなってしまいます。
元をたどっていけば、そこには一切、何もないことがおわかりいただけるでしょう。
この世界は、完全な無人の自動運転の世界であり、そこには、ただ完璧性だけが流れ続けているのです。
この世界は、完全な無人の自動運転の世界であり、そこには、ただただ、完璧性だけが流れ続けています。
そこに、「問題」や「不安」や「疑い」は存在しないし、「何かに対処する必要性」などというものも、一切存在しません。
すべてを作り出している〈私〉そのものが、実在しない蜃気楼でしかないのです。
「目に見えているものは事実だ」
という、これまで当たり前に信じてきたその土台が、本当なのかどうか、しっかりと確認してください。
プログラム受講者の方は、すぐにいつもの実践で、目に見えるものなど幻想に過ぎないことを、あなたご自身で改めて、しっかりと確認してください。
そしてその確認を、
「そんなことは当たり前だ」
と確信できるようになるまで、繰り返してください。
受講者以外の方は、少し前の記事で改めてお伝えした、
「行為者がいないことを確認する実践」
を繰り返していただき、〈私〉が幻想に過ぎないことを、しっかりと確認してください。
〈私〉は、幻想の「行為者意識」なので、「行為」がなければ存在できません。
「問題」や、そこからくる「奮闘」「不安」といったものは、「するべき行為」を際限なく生み出し、幻想の〈私〉の存在を根付かせる、かっこうのエサになってしまいます。
「引き寄せによって埋め合わせなければならない問題、不足、不安、不満」
が見えたら、すぐに、それが事実かどうかを確認してください。
このサイトのたくさんの記事を繰り返しお読みいただいて、そんなものはどこにも存在し得ないことを、何度も何度も確認してください。
それによって、「引き寄せの必要性」そのものが薄れていけば、その場所に自然と、
「何も引き寄せる必要のない、至上の引き寄せの世界」
が現れてきます。
あなたの世界は、今この瞬間も、至福と平安に満ちた、ClearでCalmな世界であり続けています。
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